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山岸ゼミ

ゼミについての私の考え方

 

講義形式のクラスと異なって、ゼミは学生の自主性が非常に重要になります。ゼミの活動を通して、自分自身で問題を設定し、仮説をたて、立証する、という過程を学んでほしいと思います。
 

人間や社会を扱う学問には、答えが一つでないものがたくさんあります。
したがって、自分の出した答えとは違うものを聞き、議論し、良い部分があれば受け入れるという寛容さも身につけてほしいと思っています。

また、同じ仲間や先生と共に集中して勉強するというのは非常に重要な経験です。お互いに切磋琢磨して学問に取り組む中で、みなさんの一生の宝となる人間関係を築く機会となればと思います。

最後に学者を目指そうとする私にある先生が「一番重要なのは成し遂げるためのスタミナだよ」と言いました。

この言葉は、学者にならない人にも当てはまることだと思います。

私は大学時代のゼミで、かけがえのない仲間を出会いました。ゼミでの活動を通じて、一つの学術的な問いを解明するためのスタミナ、そして卒業後の人生を歩んでいくためのスタミナを身につけてくれることを期待しています。

【研究内容】

 

人種、民族、性別、国籍、経済状況等が異なっていても、全ての人が人間の尊厳を保ちながら生きていける社会とはどんなものか、それを実現するために必要な政治のあり方(決定の仕組み)とは?これが僕の一番の問題関心です。このゼミでは、主に日米の政治、社会、歴史を比較することで、この問いについて各自が考えます。

【ゼミの進め方】

学生自らがプレゼンをし、問いを立てて、議論をファシリテイトします(僕がゼミではほとんど話さないのが理想)。主要使用言語は英語。Q3、4には、留学生別科生の受け入れ、ゼミ合宿、他ゼミとのディベート交流も予定しています。

【卒論】

卒論は原則英語で執筆(3年次のエッセイを英語のみで書いた人は要相談)。卒論のテーマについては、ゼミのキーワードのどれかに関係していれば可。3年の春休みに卒論に関する宿題が出る。

【選考】

選考がある場合には共通の志望理由書で判断します。志望理由書では1)何を学びたいか、2)なぜ学びたいのか、3)ゼミにどういう貢献ができるかを書いて下さい。GPAは参考にしません。

【こんなふうに思う人はぜひ!】

・卒業するまでに多様な仲間と切磋琢磨しながら学問をやってみたい!

・抜群の読解力・思考力・議論力・英語力を身につけたい!

・できるだけ良い卒業論文を書きたい!

・ゼミの先輩や後輩とのつながりも持ちたい!

・新しいチャレンジをしたい! ・人と違うことを恐れない人間になりたい!

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